馬と歩く

馬と歩くことの可能性は大きくて深いです。

馬と歩くためには、接触、指示、言葉、神秘の4つの方法を使います。

これは、人間でも通用するコミュニケーションの本質でもあります。

接触は、リードを引いて無口に接触するのが基本です。たまに、鞭でお尻を叩いたりします。

指示は、ゼッコなどの音で、指示を出します。

言葉は、ボディーランゲージを駆使します。

神秘は、具体的にはなにもないですが、不思議と伝わる何かです。

この4つを使って、一緒に歩くのですが、目指しているは神秘だけで馬と人が散歩する状態です。

今回の、ケイスケさんの体験から得たものを伝えるのが、僕たちの仕事になると、思っています。伝えるといっても、こういう物ですよ、って言ってもそれは説明したのであって、伝わっているのではないです。

伝わると説明は全く違います。

僕たちは伝わることを目指したいです。

伝わるためには、分析が必要になります。

そうしないと、伝わる人にだけ伝わり、伝わらない人には伝わらないという構造が生まれます。

それは、よくないと思います。

分析が入れば、伝わる人の範囲は圧倒的に広くなります。

その分析に一つがさっきの4つです。

体験→分析→体験→伝わる

と言うサイクルが必須だと思います。

もちろん、この方法はたくさんあるので、みなの経験で作っていけばいいので、参考になれば嬉しいです。

伝えるではなく、伝わるです。

教えるではなく、伝わるです。

ここは重要な、ポイントで、神秘と出会うために必須だと思っています。

これから、本格的な学習が始まると思っています。

今回はその始まりですね。

本当に素晴らしい体験だったと思います。

ゆふいんのメンバーにも感謝です。

僕が実践している学習のプロセスは、

守・破・離

という学習のプロセスです。

守は、型を意味します。まずは型通りやってみる。

言われた通りやってみるという解釈でもいいでしょう。

この段階で、意味は存在しないので、ただ、なにも考えず実行する才能が必要です。

次に、破

これは、学習した型を破壊することになります。

破壊して、バラバラのパーツにしてみたり、型と違った順序や方法で、実行したりします。

厳密には型の範囲にある行動だと思います。

最後は離です。

これは、教わった型から離れて、自分自信で創造することを意味します。

この3つが循環してぐるぐると回転するような状態が学習だと思います。

人に何かを伝えたいと思った時に、利用できるのは、守と破です。

この二つは、他者に対して、支援することが可能です。

最後の離は、他者はなにもできないです。非常に個人的な創造だと思います。

これはあらゆることに応用できると僕は考えているので、ぜひ参考にしてください。


コメント

“馬と歩く” への1件のコメント

  1. こんにちは、これはコメントです。
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